今年で築20年を迎え、そろそろ外装のメンテナンスを考えていたK様。
今年の4月頃から検討をされ始め、お住まいの地区に特化した塗装業社の比較サイトで弊社のほか、他社様とも比較検討のうえ弊社にご依頼いただきました。
業者を決定するまでに約2ヶ月を掛けて慎重に決められたK様。弊社に決めて頂いた一番の理由は「圧倒的に誠実だった」とのこと。また、専務である加藤が大工経験もあるという点も評価して下さり、さらに現地見積もりを行った際にご自身が気になっている点だけではなく、現状の問題点について詳細にご説明差し上げた点についてもご安心頂けた大きなポイントだったようです。
結果的に当初ご検討されていた外壁と破風板、樋だけでなく屋根の塗装も行い、大切なご自宅が明るく美しく生まれ変わったのはもちろん、安全で質感にもこだわった仕上がりに大変ご満足頂きました。
K様のご自宅は比較的開けた場所に位置することから、特に風や台風の影響が大きく出るようで、外壁の角部分が傷んでいたり、ヒビが入っている箇所もいくつか見られました。そのような箇所は実際に塗装を行う前に雨水などが入り込まないようしっかりと補修をしてから作業を行いました。
今回は20年目の補修ということで、塗膜の耐久年数としてはちょうど20年といわれていますが、近年台風や自然災害も増えてきているため、状況によってはもう少し早いうちからお手入れをした方が良いかもしれません。K様のご自宅は建物自体が非常に素晴らしいので、こまめに補修することによってより美しく安全に保って頂きたいですね。
外壁の塗装に関してですが、外壁下地の通気性と撥水性を元に塗料を選ぶことが大切です。K様のご自宅にはジョリパッド・リシン外壁と呼ばれる通気性外壁が使用されているのですが、この素材の特性として通常の塗料を使用すると膜ができてしまう。
そうするとせっかくの通気性の良さが阻害されて呼吸が出来なくなるため、通常の塗料だとお風呂などの水回りの壁が膨らんできてしまう場合があります。
そのため今回は通気性を確保するため、建物内部の湿気を逃すという特徴を持つ砂骨入りの塗料を使用しています。また以前のもの同じように仕上げて欲しいというご希望でしたので、質感にもこだわりました。塗料選びは家の印象を左右するので重要です。
梅雨時期の作業ということになりましたが、雨の影響もなく、スムーズに工期を終えることができました。
K様にも仕上がりに大変ご満足いただくことができ、嬉しく思っています。