外壁の色が濃いとデメリットがある?濃い色を採用したい時のポイントをご紹介!
2023.7.2
外壁に赤色や黄色などの濃い色を使用することに憧れをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
濃い色の使用には、周囲の住宅との差別化を図れることに加えて、鮮やかな印象を与えられるという魅力があります。
しかし、濃い色を使用する際は、魅力だけでなく、デメリットも把握しておきましょう。
そこで、今回は外壁の色が濃い場合のデメリットや、濃い色を成功させるためのポイントをご紹介します。
□外壁が濃いとどのようなデメリットがある?
1つ目は、色あせしやすいことです。
原色のような濃い色を使用すると、色あせが目立ちやすくなってしまいます。
前提として、色あせが起きてしまう原因は、塗料に含まれる顔料の原子が紫外線によって分解されることです。
そのため、顔料の原子が分解されやすい濃い色を外壁に使用すると、色あせが目立ちやすくなります。
2つ目は、相性の良い色が少ないことです。
白色のような薄い色であれば、どのような色とも組みやすいです。
一方で、濃い色と相性の良い色は、なかなか見つけづらいという欠点があります。
また、濃い色の中でもダーク調の色は、相性の良いものとそうでないものがはっきりしているため、しっかりと色の組み合わせを確認しておくことがおすすめです。
□外壁を濃い色にしたい方必見!ポイントをご紹介!
*つや消し塗料を使用する
濃い色を使用する際は、デメリットに注意する必要がある一方で、濃い色を使用する利点にも注目しましょう。
濃い色には、重厚感を演出できるという大きな利点があります。
ただ、濃い色を使用する際に、つやが出てしまうと、重厚感が薄れてしまうため、つや消し塗料も使用することがおすすめです。
*高品質塗料を使用する
濃い色の塗料の欠点として、「色あせが起きやすいこと」がありました。
その欠点を補うために、高品質塗料の使用を検討すると良いでしょう。
*色見本を使用する
濃い色と相性の良い色は、比較的少ないため、色見本を使用して色の組み合わせを確認することがおすすめです。
また、小さな色見本を使用して色の組み合わせを確認してしまうと、実際に外壁の仕上がりを確認した際に、理想と仕上がりの間にギャップが生まれやすくなります。
そのため、できるだけ大きめの色見本を活用することがおすすめです。
□まとめ
今回は、外壁の色が濃い場合のデメリットや、濃い色を使用する際のポイントをご紹介しました。
外壁に濃い色を使用する際は、「色あせが目立ちやすいこと」「相性の良い色が少ないこと」などのデメリットを把握しておきましょう。
また、つや消し塗料や高品質塗料の使用、色見本の使用によって、濃い色のデメリットを克服し、理想的な外壁を実現しましょう。