サイディングが反っているのは危険?危険性と修理方法についてご紹介!
2023.6.24

「サイディング外壁が反ってしまっているけど、どれくらい重度な症状なのか分からない」
そのような方は、ぜひこの記事をご一読ください。
実は、サイディングの反りを放置することは、想像以上に危険な行為です。
そこで、今回はサイディングの反りを放置する危険性や修理方法についてご紹介します。

□サイディングの反りには注意?

そもそもサイディングに反りが生じてしまう原因は、サイディングの表面の防水効果が切れてしまっているからです。
前提として、サイディングには「水に弱い」という特徴があるため、新品のサイディングボードの表面には塗装がされています。
サイディングの表面上に形成された塗膜が、水をはじくという役割を果たしてくれるものの、その塗膜の劣化が進んでしまうと、サイディングの表面の防水効果は切れてしまい、反りにつながります。

サイディングの反りが非常に危険である理由は、以下の3つです。

*元通りにならない

サイディングボードが、一度反ってしまうと、元通りにはならないということを把握しておきましょう。
そのため、反りを発見した場合は、「早急に対応をしてそれ以上の反りを防ぐ」か、「張替えをする」ことが求められます。

*水が侵入する

サイディングが反ってしまうと、壁に隙間ができてしまいます。
その隙間から水が侵入すると、住宅内の構造体の腐食につながる危険性もあるため、早急な対応が必要です。

*劣化スピードが速まる

サイディングが反ってしまうと、サイディングは側面や裏面からも水を吸収してしまいます。
そのため、劣化のスピードが速まってしまう可能性があります。

□サイディングの修理方法とは?

サイディングの修理方法は、反りの症状が「軽度」であるか「重度」であるかで異なります。

症状が「軽度」である場合は、ビスやクギで固定すると良いでしょう。
ビスやクギで固定することで、外壁の耐久性は上がります。
ただし、サイディングの吸水を止めているわけではなく、あくまで応急処置にすぎないため注意しましょう。

一方で、症状が「重度」である場合は、張替えをしましょう。
張替えをする際は、部分張替えか全面張替えをすることになりますが、どちらを選択するかは、費用やデザインの統一性などを考慮すると良いでしょう。

□まとめ

今回は、サイディングの反りの危険性や修理方法をご紹介しました。
サイディングの反りを放置していると、最悪の場合は全面張替えをする必要があり、費用もばかになりません。
そのため、サイディングの反りを発見した場合は、できるだけ早急な対応をすることがおすすめです。