ダブルトーン塗装の特徴とダブルトーン塗装にぴったりな外壁を紹介します!
2023.6.5

外壁塗装の際に重視したいポイントは、「見た目」ではないでしょうか。
もちろん劣化症状を直したい方もいらっしゃると思いますが、ついでにデザイン性の高い外壁に仕上げませんか。
そこで今回は、「ダブルトーン塗装」についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□ダブルトーン塗装とは?

ダブルトーン塗装と似ている塗装方法として「ツートン塗装」がありますが、この2つの塗装方法は全く違います。
ツートン塗装は、1階をアイボリーやホワイトに、2階をブルーやオレンジにして、はっきりと分ける塗装方法です。

これに対してダブルトーン塗装は、一面の壁に2色を使う塗装方法のことです。
ダブルトーン塗装の施工方法は、大まかに以下の通りです。

1.接着剤の役割である下塗りをする
2.中塗りする
3.ベースとなる色を上塗りする
4.凹凸のある外壁の凸の部分に、別の色で2回目の上塗りをする

ダブルトーン塗装を行うことで、メリハリのあるデザイン性の高い外壁に仕上がります。
また、重ね塗りの効果によって耐久性も高くなるため、20〜25年ほど長持ちすることもあります。

ただし、一般的な外壁塗装の回数が3回なのに対して、ダブルトーン塗装では4回も塗装するため、少し費用が高くなってしまうことがデメリットです。
費用は高くなりますが、長期的に考えると性能と価格のバランスが良いでしょう。

□ダブルトーン塗装にぴったりな外壁とは?

ダブルトーン塗装の1番の特徴は、「一面の壁に2色を使うことで、立体感を出す」ことです。
そのため、ダブルトーン塗装と相性の良い外壁は、窯業系サイディングのタイルやレンガ調などを使用した凹凸がある外壁です。

レンガ調の外壁には、ベースとなる色にホワイトを使い、凸部分をレンガ色に塗ることで本物のレンガのような雰囲気に近づきます。
タイルの場合は、タイルとタイルの間の色を変えることで、タイル部分が目立つため高級感が出ます。

一方で、ダブルトーン塗装は凹凸がない外壁の場合には、色の区別がつかないので、ダブルトーン塗装のメリットでもあるデザイン性の高さが期待できないことに注意しましょう。

□まとめ

今回は、ダブルトーン塗装の特徴とダブルトーン塗装と相性が良い外壁をご紹介しました。
外壁塗装にダブルトーン塗装を検討中の方は、ご自宅の外壁が凹凸のある外壁なのかを確かめてみてください。
ダブルトーン塗装のデザインについて、気になることやご不明な点がありましたら、当社までお気軽にご相談ください。