外壁塗装を検討している方へ!雨戸に塗装は必要なのか解説します!
2023.3.20

「最近雨戸が劣化してしまったので、メンテナンスをしたい」と考えている方はいらっしゃいませんか。
どうせなら、外壁塗装をするタイミングで一緒にやってしまうと、工事の手間が増えずに楽ですよね。
そこで今回は、外壁塗装を検討している方へ、雨戸に塗装は必要なのか解説します。

□雨戸に塗装が必要な理由

雨戸は外壁と同じように、外に対してむき出しの状態です。
そのため、紫外線や雨風の影響を常に受けています。
見た目が汚れてしまったり、金属製の雨戸にはサビが発生したりするなど、年数が経つにつれて劣化が進んでいくので、見栄えも悪くなっていってしまいます。

また、サビをそのまま放置してしまうと、サビの成分が雨水に混ざって外壁を汚してしまうことにもつながりかねません。
この現象を「雨だれ」といい、外壁の見た目を大きく損なってしまいます。
雨だれは外壁や雨戸を長期間メンテナンスしていないお住まいに発生しやすく、サビや汚れが外壁に付着すると、外壁の劣化にもつながります。

このように、雨戸の劣化は住まいのイメージダウンにもつながるので、外壁塗装と一緒にしっかりメンテナンスしておきましょう。

□雨戸塗装の注意点

*塗装がいらない素材もある

雨戸の中には、塗装がいらない素材もあります。
例えば、アルミ製やステンレス製の雨戸は塗装の必要がありません。
これらの素材はサビが発生しにくく長持ちしやすいので、基本的に塗装がいらないのです。
無理に塗装してしまうと、数年で剥がれてしまって、かえって見栄えが悪くなってしまうのでおすすめできません。

*塗装前に必ず下地調整をする

雨戸の塗装前には、下地調整が重要です。
下地が滑らかになっていないと、塗料の密着度が落ちてしまうので、せっかく行った塗装が剥がれてしまいかねません。
特に、サビが発生している場合や、前回の塗装が中途半端に剥がれてしまっている場合は注意が必要です。
丁寧に、やすりを使って表面を滑らかにしましょう。

*劣化が進んでいる場合は交換する

塗装を行う前に雨戸自体の劣化状態を確認しておきましょう。
塗装は、状態を維持するためのメンテナンス方法です。
すなわち、すでに劣化している雨戸に塗装してもあまり効果を得られません。
サビが広がっていたり、木材がめくれ上がっていたりするなど、破損している雨戸に関しては塗装ではなく交換を検討しましょう。

□まとめ

雨戸は、外壁と同じように常に外にむき出しの状態なので、紫外線や雨風の影響を大きく受け続けています。
そのため、劣化が進んでしまっているので、塗装でのメンテナンスが必要なのです。
雨戸を塗装する際には、以下の点に注意して行いましょう。
・塗装不要の素材もある
・下地調整は必ず行う
・交換も検討する