外壁のカバー工法とは?その魅力について解説!
2023.2.9

外壁が劣化してしまい、張り替えるしか方法がないのではないか、とお悩みの方はいらっしゃいませんか。
外壁のリフォームには、外壁を張り替える以外にも「カバー工法」という方法があります。
今回は、カバー工法についてとその魅力についてご紹介します。

□外壁のカバー工法について

カバー工法とは、今の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りする、外壁リフォームの方法のひとつです。
つまり、今の外壁を張り替える必要がありません。
カバー工法には、古い外壁のデザインを張り替えることなく変えられるという特徴があります。
カバー工法が適している家は、塗装と補修費用を合わせるとカバー工法よりも高くなってしまう状態の外壁や、塗装では対応できないほどひどく劣化が進んでいる外壁です。

一方、既存の外壁の劣化がひどく、下地に被害が到達している場合、カバー工法は適していません。
下地からやり直す必要がある場合は、張り替えが必要になる可能性があります。

□カバー工法の魅力とは?

カバー工法の魅力は以下の通りです。

・費用、工事期間を抑えられる
・断熱性や防音性を向上させられる

順番に説明していきます。

まず、費用と工事期間を抑えられることについてです。
前章で述べたようにカバー工法は、古い外壁の上に新しい外壁材を重ね張りする方法です。
工事は家に住みながら行うことが可能で、張り替えリフォームと異なり既存の外壁を取り除く必要もありません。
そのため、張り替えのリフォームと比べると、外壁の解体や撤去、処分にかかる手間や費用は発生しないため、費用や工事期間を削減できます。

次に、断熱性や防音性が向上することについてです。
外壁材を上から重ねることで、壁と壁の間に空気の層ができます。
空気の層は、暖かい空気や冷たい空気を遮断するため、夏は涼しく冬は暖かく温度を維持できます。
そのため、光熱費の節約にもつながります。
また、二重になることにより、遮音性も高くなる見込みがあります。
車両の走行音など、屋外から聞こえてくる騒音が気になる方は、より静かで快適な生活が望めるのでおすすめです。

□まとめ

今回は、カバー工法についてとその魅力についてご紹介しました。
外壁のカバー工法は張り替えよりも費用を抑えられ、工事期間も短く済むという魅力があります。
ただし、カバー工法を検討する際は、外壁の下地に劣化が見られないか事前に確認して、カバー工法を行っても良いか判断しましょう。
当社はリフォームも行っていますので、外壁のカバー工法で気になる点があれば、お気軽にお問い合わせください。