外壁塗装で火災保険が適用になる?火災保険が適用される条件と注意点を解説!
2023.1.9
外壁塗装で火災保険が適用できると聞くと、火事が発生し外壁にダメージがあった際に適用できるものと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、火災保険は火災以外でできたダメージでも適用となる場合があります。
そこで今回は、外壁塗装で火災保険が適用になる条件と注意点を解説します。
□外壁塗装で火災保険が適用される条件とは?
上記で述べたように外壁塗装で火災保険が適用されるのは、火災が起きた時だけではありません。
ここでは、その他に火災保険が適用される条件についてご紹介します。
主に以下の条件が挙げられます。
・自然災害によって受けた被害であること
・被害を受けてから3年以内であること
・損害金額が20万円であること
順番に解説します。
外壁の損傷が火災保険で規定されている自然災害の場合、適用されやすいです。
火災保険が適用される自然災害は以下の通りです。
・風災
・雪災
・雹災
特に台風や大雪による外壁の被害は火災保険を適用して補修できる可能性が高いでしょう。
火災保険は被害を受けてから3年以内に申請する必要があります。
しかし、保険会社によって時効期間が異なる場合があるので、あらかじめご自身の保険会社の時効期間を確認しておきましょう。
基本的には、被害金額が20万円以上でなければ、火災保険の適用になりませんが、契約内容の免責金額によって補償額が異なります。
そのため、補償内容はよく確認しておく必要があります。
□外壁塗装を適用する際の注意点とは?
1つ目は、被害の状態を示す写真がないと火災保険は適用されにくいことです。
外壁塗装で火災保険を申請する際は、被害の状況を写真に残しましょう。
万が一、少しでも自分で補修を行った後に火災保険を適用しようとすると、当時の被害状況が確認できず、火災保険が適用できないことがあります。
2つ目は、火災保険の申請は被保険者が行うことです。
火災保険の申請手続きを代行するのは契約違反のため、必ず申請は被保険者が行うようにしてください。
3つ目は、申請が通ったとしても満額が受け取れるとは限らないことです。
例えば、50万円分の損害に火災保険を申請したとします。
その後、鑑定人が被害状況を確認した結果20万円分しか損害が認められないケースもあります。
こういったトラブルを避けるためにも、しっかりと被害状況を判断できる会社に依頼するのが大切です。
□まとめ
今回は、外壁塗装で火災保険が適用になる条件と注意点を解説しました。
外壁塗装で火災保険を適用するためには以下の3つの条件が必要です。
・自然災害によって受けた被害であること
・被害を受けてから3年以内であること
・損害金額が20万円であること
また適用されるための注意点もよく確認して、火災保険の適用を検討するようにしましょう。