モルタルの外壁の構造の特徴とは？モルタルのメリットとデメリットも紹介します！
2022.12.28

モルタル外壁とはどのような外壁かご存じでしょうか。
外壁を検討している方は、一度は聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
今回は、モルタル外壁の構造の特徴、メリットとデメリットについてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□モルタル外壁の構造はどのようになっている？

モルタルの外壁構造は外側から以下のようになっています。

・塗装
・仕上げ材
・モルタル
・ラス網
・防水シート
・木摺り

モルタル外壁と呼ばれている「モルタル」は、実際には見えない部分にあります。
モルタル外壁の特徴である凸凹はモルタルではなく仕上げ材です。
つまり、モルタル外壁はモルタルという材料を外壁の下地に塗ったものを指します。

□モルタル外壁のメリットとデメリットをご紹介！

＊モルタル外壁のメリット

1つ目は、自由にデザインができることです。
モルタルは職人の手作業で施工するため、クオリティはもちろんのこと、自分だけの外壁に仕上げられます。
また、どこか懐かしさが感じられることから、多くの人から人気を集めています。
継ぎ目が必要なサイディングやタイルは似たようなデザインになりがちですが、継ぎ目がないモルタルは、自分だけのデザインに仕上げられます。

2つ目は、耐久性に優れていることです。
継ぎ目があると、その部分から劣化し建物にダメージを与えることがあります。
しかし、先述したようにモルタルは継ぎ目がないため、万が一地震が発生しても倒壊する危険が少ない傾向があります。
また、継ぎ目がないことでメンテナンスの回数も少なくて済みます。

＊モルタル外壁のデメリット

1つ目は、防水性が低いことです。
モルタルは耐久性には優れていますが、防水性は低いため雨が外壁に侵入し、外壁が膨張します。
それによってひび割れの原因につながる可能性があります。
放置していると、外壁の寿命はどんどん短くなる恐れがあるので、ひび割れを見つけた場合は早急に対処しましょう。

2つ目は、汚れが目立ちやすいことです。
モルタル外壁は凸凹しているため、汚れがつきやすいです。
汚れはカビや藻を繁殖させやすく、外壁にダメージを与えることがあるので、すぐに対処するようにしましょう。

また、色が薄いモルタル外壁には排気口から流れる黒いシミのようなものが見られることがあります。
これは雨だれといい、外壁の劣化が原因だと言えます。
雨だれはメンテナンスのサインだと覚えておくといいでしょう。

□まとめ

今回は、モルタルの外壁の構造の特徴とメリットデメリットについてご紹介しました。
モルタル外壁を採用することで、どこか懐かしさを感じさせる見た目に仕上がります。
モルタル外壁が気になる方でより詳しく知りたい方は、ぜひ当社にご連絡ください。