外壁がひび割れした原因は?どのくらいまでなら放っておいても大丈夫?
2022.10.24
外壁にひび割れを見つけても、原因やどの程度までなら放っておいても良いのか判断するのは難しく感じます。
しかし、実はどの程度のひび割れであっても、いずれ雨漏りの原因となるので、早めに対処しなければなりません。
今回は、外壁のひび割れの考えられる原因や程度に合わせた対処法を解説します。
□外壁がひび割れした原因は?
1.経年劣化
外壁塗装は年月と共に劣化します。
劣化が進行すると症状としてひび割れが発生することがあり、ほとんどの外壁のひび割れの原因は経年劣化であることが考えられます。
2.振動
大きな車や電車などにより、家にも伝わるほどの大きな振動が続くと、外壁にひび割れが生じることがあります。
特に、高速道路などの道路沿いや駅の近くに家がある場合、振動によるひび割れが生じる可能性は高いでしょう。
3.地震
ひび割れの原因が、地震による揺れの可能性もあります。
この場合、外壁塗装だけでなく、下にある外壁材にまでヒビが入っているかもしれません。
4.構造、地盤
家の構造や地盤によって家のバランスが崩れていると、外壁にも影響を与えることがあります。
負担の偏りが外壁のひび割れを招く可能性は否定できません。
その場合、前述のように下の外壁材までヒビが入っている可能性があります。
□外壁のひび割れの程度と対処法
1.開口クラック
窓枠や扉など、開口部に発生しているひび割れのことを開口クラックといいます。
このひび割れを見つけた場合、ひび割れがどんなに小さくてもすぐに対処しましょう。
一刻も早く直す必要があります。
2.構造クラック
幅0.3ミリ以上、深さ5ミリ以上のひび割れのことを構造クラックといいます。
この場合も、すぐに外壁塗装の専門会社に点検を依頼してください。
これほど大きなひび割れとなると、中に水が侵入している可能性が高いので、早急に対処しましょう。
3.縁切れクラック
モルタルやコンクリートの壁に発生するひび割れを縁切れクラックといいます。
縁切れクラックは複数の箇所に生じている可能性が高いので、他の場所にもないか確認してみてください。
この場合も、すぐに点検してもらうことをおすすめします。
4.ヘアークラック
幅0.3ミリ以下、深さ4ミリ以下のひび割れのことをヘアークラックといいます。
ヘアークラックの場合は、ひとまず経過観察で構いません。
とはいえ、ひび割れが元に戻ることはないので、進行状態は定期的に確認するようにしてください。
□まとめ
今回は、外壁のひび割れについて解説しました。
ひび割れの程度を判断できず、心配な場合は、遠慮なく当社のような外壁塗装会社に相談してくださいね。