ドローンによる外壁調査が増えている?ドローンで外壁調査をするメリットを紹介
2022.10.2
みなさんは、ドローンを使って外壁点検ができることをご存じでしょうか。
近年、テレビなどでドローンによって空撮映像を目にする機会が増えましたよね。
多くの分野で実用化されているドローンですが、その中には点検分野も含まれています。
そこで今回は、ドローンによる外壁調査についてご紹介します。
□ドローンによる外壁点検が増えている理由とは?
これまでの外壁点検は、作業員の方が目視すると同時に打診調査というものが行われていました。
打診調査とは、ハンマーのようなものを使って外壁を叩き、音や感触によって外壁の状況をチェックする方法です。
また、赤外線カメラを使い劣化具合を確認する、赤外線調査をすることも多いでしょう。
いずれの方法も、時間を要する上に足場を設置しないと調査可能な範囲が限られてしまうデメリットがありました。
そこで活用され始めているのが、ドローンによる外壁点検です。
赤外線カメラを搭載しているドローンを飛ばすことで、簡単にあらゆる面の調査を短時間で確認できます。
高い場所であっても足場を設置する必要がなく、特に大きな準備をする必要もありません。
□ドローンによる外壁点検を行うメリットを紹介!
次に、ドローンによる外壁点検を行うメリットをご紹介します。
1つ目は、正確な見積もりが出せることです。
空撮によって細かい部分の調査も行えるため、修繕前により正確な見積もりを出せます。
2つ目は、点検した記録を保存できることです。
ドローンを使うことで、点検した場所を静止画や動画によって記録でき、何か問題が起きた場合でも点検記録を遡って確認できるでしょう。
3つ目は、点検費用を抑えられることです。
従来の方法と比較して、人件費や機材費を削減できるため、結果的に点検費用を抑えられるでしょう。
4つ目は、短時間で点検が終わることです。
ドローンによって空中から広い範囲の点検が可能なため、点検自体の時間を短縮できます。
また、従来の方法で必要だった足場組みやロープ、ゴンドラ、クレーン車といった準備もないため、点検するために必要な準備にかかる時間も大幅に短くなるのです。
□まとめ
今回は、ドローンによる外壁点検のメリットをご紹介しました。
短時間かつ正確に状況が分かるドローンによる外壁点検は、多くの場所で活用されています。
天候に左右されてしまうデメリットはありますが、上手く予定を組んで行えば多くのメリットがあります。
ぜひ興味がある方は、この方法を検討してみてください。