外壁の色をネイビーにすると色あせしやすい?
2022.8.31

外壁をブルー系の色にしたい場合、色あせしやすいことに不安がありますよね。
どのようにすれば色あせしにくくなるのでしょうか。
この記事では、ネイビーを含むブルー系の色が色あせしやすい理由と色あせを防ぐための塗料の選び方を紹介します。
外壁の色をブルー系の色にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

□ネイビーを含むブルー系の色が色あせしやすい理由を紹介!

外壁塗装をご検討中の方は、ネイビーを含むブルー系の色が色あせしやすいと聞いたことはありませんか。
ここでは、ブルー系の色が色あせしやすい理由を紹介します。

結論から申し上げると、塗料の色を作る際に化学染料を使用しているからです。
塗料の色は顔料と呼ばれる物質を用いて作られますが、ネイビーを含むブルー系の場合は化学染料が使われます。
化学染料が酸性雨や紫外線などの影響を受けて、ラジカルを発生させるため、色あせしやすいのです。

ラジカルとは、劣化因子のことです。
ラジカルが発生すると樹脂の結合が破壊されるため、塗膜の劣化が進行して色あせしてしまいます。

□色あせ対策とは?色あせを防ぐための塗料選びのポイントを紹介!

ネイビーを含むブルー系の色が色あせしやすい理由が分かりましたが、色あせ対策はできないのか気になりますよね。
ここからは色あせ対策として、塗料選びのポイントを2つ紹介します。

1つ目は、耐用年数の長い塗料を選ぶことです。
塗料の劣化によって、色あせします。
耐用年数の長い塗料を使うことで、塗料が劣化しにくくなるため、色あせしにくくなります。
耐用年数が長い塗料として挙げられるのが無機塗料です。

日本で最も使用されているシリコン塗料の2倍の耐用年数です。
性能が高い分、施工費用も割り高ですが、他の塗料に比べてメンテナンス回数が減るメリットがあります。

2つ目は、チョーキング現象に強いラジカル塗料を使用することです。
ラジカル塗料とは、高耐候酸化チタンと光安定剤を配合して作った塗料のことです。
耐用年数は8年〜15年ほどですが、チョーキング現象が起こりづらく、色あせしにくい特徴があります。

□まとめ

この記事では、ネイビーを含むブルー系の色が色あせしやすい理由と色あせを防ぐための塗料の選び方を紹介しました。
外壁をブルー系の色にしたい場合は、耐用年数の長い無機塗料やチョーキング現象に強いラジカル塗料を選ぶことがおすすめです。
外壁塗装でお困りの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。