外壁塗装には十分な乾燥時間が必要?塗料の効果を最大限発揮するポイント
2022.8.27

「外壁塗装では乾燥時間が重要なのか」
「どのくらい乾燥させれば良いのか」
このような疑問をお持ちの方は、いらっしゃるでしょう。
そこで今回は、外壁塗装の乾燥時間の目安と塗料の効果を最大限発揮させるポイントを紹介します。
ぜひお役立てください。

□外壁塗装の乾燥時間の目安を紹介!

外壁塗装する際は、塗料を乾燥させる必要があります。
ここでは乾燥時間の目安を3つの乾燥状態とともに紹介します。

1つ目は、指触乾燥です。
これは塗装後に外壁を指で触っても、よれが生じない状態のことです。
塗料によって変わりますが、指触乾燥の状態になるまで1〜2時間程度かかります。

ただ、天候や湿度によって乾燥時間が変わるので注意しましょう。

2つ目は、重ね塗りできる乾燥状態です。
指触乾燥した後に、すぐ重ね塗りできるわけではありません。
こちらも塗料によって変わりますが、重ね塗りできる状態まで下塗りしてから3〜24時間ほどかかります。

3つ目は、完全乾燥です。
これは塗膜が完全に形成されて、強く押したりこすったりしても、跡や凹みができない状態のことです。
一般的には2週間前後かかります。
塗料によっては2ヵ月ほどかかるものもあります。

□塗料の効果を最大限発揮させるためにはどうすれば良いのか?

結論から申し上げると、塗料の効果を最大限発揮させるためには十分な乾燥時間を確保する必要があります。
その理由は、塗料を乾燥させずに重ね塗りしてしまうと不具合が起きる可能性があるからです。
塗装工事は下塗り、中塗り、上塗りの工程間で完全に乾燥させなければいけません。
もし乾燥時間を守らないで塗装すると、膨れや剥がれにつながります。

その理由には、水性塗料が関わっています。
外壁塗装する際は水性塗料を使うことが多いです。
水性塗料は水分が半分以上含まれているため、水分を蒸発させて残りの樹脂で塗膜をつくります。

塗膜が完全に乾燥していない状態で次の工程に移ると、下塗り塗料に残っている水分が中塗り塗料に吸収されてしまいます。
そうすることで、塗膜がきれいに形成できなくなり、膨れや剥がれの原因となるのです。
膨れや剥がれなどの不具合が起きないように、十分な乾燥時間を確保しましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の乾燥時間の目安と塗料の効果を最大限発揮させるポイントを紹介しました。
外壁塗装の乾燥時間について知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
当社では確かな技術と自由な発想で、新しいライフスタイルを提案しております。
外壁塗装について相談したい方は、お気軽にご相談ください。